この物語の主人公。小学1年生。名前の通り4月生まれ。女の子だが運動神経抜群でクラスのリーダー的存在。クラスでのあだ名は「ウッキー」で、本人も「ウッキ〜」が口癖。それが示す通り猿のように、外ではよく木登りをしたり家の屋根伝いに飛び歩く。弟北斗をからかうことも多いが、母に叱られるのをかばったりとやさしい一面もある。遊ぶことが大好きで、男子との殴り合いのケンカも多い。しかし弱いものいじめや女子のケンカは許さず、いつもうまく解決する。そのためか、学校では女子にもモテる(バレンタインデーや誕生日には大量のプレゼントをもらう)。4歳の頃、登った鉄塔から落ちて生と死の間に立たされたことがある。 西原雅子(にしはら まさこ) 卯月と北斗の母。子供を愛し、全力で会議室 に励む。卯月の身体的能力は母の遺伝が強いと思われる(運動神経や乗り物に強いところ)。夫裟悟郎とは仲むつまじい。結婚記念日は卯月の誕生日。 名前の由来はテレビドラマ『西遊記』で三蔵法師を演じた夏目雅子から。 西原裟悟郎(にしはら さごろう) 卯月と北斗の父。人気者の気象予報士。他作品にお天気キャスターとして出る事がある。卯月の性格は父の遺伝が多少強いと思われる。ひょうひょうとした性格だが、子供の扱いは超一級。 天気予報以外にも才能を発揮し、子供を連れていった遊園地のステージショーでスタッフが急に足りなくなった際は助けに入り司会から着ぐるみ出演者まで掛け持ちもした。その着ぐるみが気に入ったか、後日その着ぐるみ姿のまま天気予報にも出た。 名前の由来は沙悟浄から。 西原北斗(にしはら ほくと) 卯月の弟。幼稚園年長組。心優しい男の子。嗅覚がずば抜けて鋭い。 名前の由来は猪八戒の前身天蓬元帥が北斗七星の護衛(もしくは化身)であったことから。 祖母 卯月の祖母で裟悟郎の母。卯月にとっては天敵である。 年は取っているがおちゃめで元気一杯。祖母の性格や身体能力は息子の裟悟郎や孫の卯月に受け継がれている。1人で暮らしている事に雅子と裟悟郎は心配し、一緒に住む事を勧めているがいつも話を逸らす。 銀二(ぎんじ) ガキ大将だが実はお坊ちゃま。体力、貸会議室 と同レベルだが、面倒見が良かったり集団行動での常識は卯月よりやや分がある。家での英才教育の厳しさを卯月だけが知っている。絵が得意。最近卯月に脈ありのような言動がある。 大悟(だいご) 卯月の隣に座っていた子。教科書を忘れた卯月に貸して(一緒に見て)落書きをされた。 鈴子(すずこ) 病気がちでよく学校を休む女の子。元気な卯月にあこがれて、バレンタインデーにアタック。現在卯月と相思相愛(?)。料理が下手だが本人にその自覚はなく、よく手作りのお菓子を卯月に振る舞う。過去に卯月は鈴子のケーキを食べるために絶食した。かえるや蛇等の生き物が好き。 茶髪の男の子(名前不明) 連載当初から銀二の子分のような存在で登場している。卯月、銀二、大悟とよくいるが、宿題は早めに終わらすなど比較的真面目。 鈴子の母 病気がちな鈴子を献身的に看病する。そのため、乱暴なことや不衛生なことには容赦なく激怒する。しかし、卯月が鈴子を元気にしてくれていることも認めている。卯月には「お義母さん」と呼ばれ、過去にどさくさにまぎれて「娘さんを下さい」と言われた。かえるや蛇は嫌い。 種族:猫又ハーフ 性別:メス 年齢:17歳(以下すべて聖歴22年時) 職業:バウンティーハンター 所属:「ポリスカンパニー(PC)」のち、「グレイカンパニー(GC)」 人間の父と猫又の母との間に生まれた猫又ハーフ。正確にはエジプトの先物取引 バステトと、考古学の発掘調査にエジプトを訪れた笹原教授の一人娘であり、その血筋ゆえ強大な魔力を持っている。容姿は尻尾と猫耳以外はほぼ人間の少女そのもので、尻尾は普段は1本で怒った時だけ二又になる。なお人間の耳と猫の耳で計4つの耳がある。 オリハルコン製の愛刀と格闘技を駆使した接近戦を好む。銃も使用するがかなり不得意。また風神と雷神と名付けたネズミのような生物、雷蟲を常に2匹寄生させており、その力を借りた電撃は非常に強力。さらにキャリアを重ね時空間を歪めて自在にゲートを開く能力を獲得する。反面自己抑制に欠け、興奮して電撃を無差別に撒き散らしたりゲートを太陽に繋げて炎を噴き出したりと周囲に甚大な被害を与えることもしばしば。 性格は基本的におっとり型で危機的状況にあっても妄想に浸れるほどの天然ぶりだが、仲間や仕事への執着は強い。人間の血が濃いと言われるが、ネコ缶やキャットフードを平気で食べる、ネコじゃらしや球にじゃれついて我を忘れるなど、ネコの性質も色濃く表れている。情緒不安定になったり性行為に対して潔癖な反応を示したりと思春期の少女としての一面もよく見られる。幼い頃から友人がいなかったようでテレマーケティング ということを人一倍恐れている節があるが、桜一家を皮切りに、父、吉村、フォンヌ、ポー、バタネン、転生した母と入れ替わり立ち代り笹原家で寝食を共にする者が増えていく。 買い物中犯罪者に人質にされたところを電撃で撃退したことでバタネン藤岡にスカウトされ、民間の私設警察会社「PC」のバウティーハンター(賞金稼ぎ)となった。格闘技や剣術をいつ頃から身につけていたかは不明だがキャリア1年程度で「PC」のNO2となり、「PC」倒産後新たに立ち上がった「GC」でもトップの成績をあげ、狩猟の才能を如何なく発揮する。失敗や周囲へ及ぼす被害も圧倒的なため成績に比して評価は高くなく、むしろクビになってもおかしくないと言われることもあるが、実力的にはトップクラスのハンターの1人である。ハンターの間でもかなり早くから危険な電撃猫娘として名が知られるようになっていた。バタネン藤岡とは両想いでありながら付かず離れずの関係を続けていたが、勢いから結婚話が飛び出してからは駆け足で関係が進み、周囲に心配されながらも聖暦25年に無事結ばれた。新婚当初は色ボケして地に足つかない状態だったが、それでもマシンガンを持った犯罪者を素手で圧倒する。以後も夫婦で「GC」所属のバウンティーハンターを続けている。 桜 (さくら) 種族:妖狐 性別:メス 年齢:191歳 職業:バウンティーハンター 所属:「ポリスカンパニー(PC)」のち、「グレイカンパニー(GC)」 正式な名前は穆清院門前稲荷桜(ぼくせいいんもんぜんいなりさくら)といい、兵庫県尼崎でれっきとした神の使い、正一位として祭られている九尾の狐を母に、ボケ老人同然の陰陽師を父に持つ。容姿は狐の耳と尻尾以外は人間と変わらない。怒ると尻尾がパンパンに膨れ上がる。 銃の扱いに長け、飛行能力と上手く組み合わせて追撃や先回りして空中から銃撃するシーンが多く見られる。他に狐火を使えたり夏姫同様雷蟲を1匹持っているが、たまに怒りにまかせて使うくらいで仕事上の戦闘ではほとんど使うことがない。無駄玉を使って弾丸代がかさむのを嫌い、リボルバーを愛用している。 基本的に自分本位かつしたたかな性格で、夏姫とはまた違った形でのマイペースぶりではあるが、家族に対してはとてもかいがいしい。また金勘定に厳しくいかにも大阪の商人的な言動がしばしば見られる。自身は8と1/5尾しか持たない妖狐で、マッハでの飛行も可能な高い魔力を持つものの、化けることが出来ずコンプレックスを感じている。 幼い頃は尻尾が一本しかなく揶揄の対象であった様子で、デザイン会社 の狐となるため数十年放浪した後新宿へ流れ着き夏姫と出会う。初めは高い魔力を持った夏姫の生き胆を食べることを目的としており、夏姫の近くで隙を伺うため「PC」に入社し夏姫とコンビを組むこととなる。 部屋を借りるとお金が勿体無いとホームレス同然の生活をしているのを見咎めた夏姫に強引に居候させられ、これ幸いと再三寝込みを襲おうとするが失敗続き。公私両面で行動を共にしていくうちにいつしか友情で結ばれ、当初の夏姫を食べるという目的はどうでもよくなった様子。戦国時代からタイムスリップしてきた千倉朔之進に惚れ、折りよく発情期を迎えたため半ば理性を無くしながらトイレで襲いかかり、その結果子供を3人(匹)産み事実上夫婦関係を作り上げた。 その後夏姫宅を子供の狐火で半焼させ一家でマンションに移ったり、再び再建された夏姫宅に居候したりと幾度か住まいを変えながら周囲を騒がせている。一時期殺生石の弾丸で撃たれ魔力を失い老いた姿となってしまい、前線に出られず「GC」で事務仕事をしていたが、ささいなキッカケから化けられるようになり元の若い姿に化けて復帰した(ついでに尾も9本にして化けている)。 聖暦25年春、「GC」大阪支社長になり、神の眷属としてゲートの開き方を覚えたことで職場の大阪と夫が移住した中国大陸、東京の夏姫宅を気軽に行き来している。 バタネン藤岡 (ばたねん ふじおか) 種族:人狼(ワーウルフ) 性別:オス 年齢:30代中盤 職業:バウンティーハンター 所属:「ポリスカンパニー(PC)」のち、「グレイカンパニー(GC)」 獣の耳と尻尾と毛皮を持ち顔立ちもやや獣っぽさがあるが、普段はかなり人間に近い。興奮すると口や鼻がかなり狼の姿に近くなり、特に性的に激しく興奮した時は狼そのもの。 バウンティーハンターとして非常に優秀で名も通っている。圧倒的な身体能力と優れた射撃の腕で遠近共に高い戦闘能力を発揮するだけでなく、豊富な経験と力強いリーダーシップで名実ともに「PC」NO1であった。またワーウルフの特徴として凄まじい耐久力と再生力を持ち、不死身を自称している。実際銃撃で脳漿を飛び散らせても満月になればすぐ再生すると軽く言ってのける事からも余程のことがない限り死なない体と思われる。 やや粗暴で間抜けな面もあるが、基本的には頼り甲斐のある大人の男。夏姫のバウンティーハンターとしての先輩であり想い人である。自身も夏姫にベタ惚れしているが、男としての気持ちと保護者としての気持ちの板挟みになり、募りに募った欲望で身も心も獣になりそうな自分を必死に抑えている。かつてはゆきずりの女性やストリートガールと派手に遊んでいたようで、同僚から夜の帝王と呼ばれたりラブホテルを所有していたりするが、真面目な恋愛に不慣れなのか性的なことに潔癖気味な夏姫に対してはずっと強くアプローチできずにいた。 吸血鬼と従属の契約をした祖父がいたこととトミィと血縁らしいこと以外は家族関係など一切不明。出身地のペンシルバニアから日本の新宿に移住した経緯も不明であるが、後に吸血鬼が祖父の結んだ契約の履行を求めて追ってきたことが関係している様子。夏姫をスカウトして以来常に夏姫の暴走の最大の被害者であり続け、時には刑務所に放り込まれ、時には2人の仲に反対した夏姫の父親に庭の犬小屋に鎖で繋がれるなど、散々な扱いを受けている。それでも懲りずに傍で見守り続けてどうにか結婚に至り、夫婦で「GC」のバウンティーハンターを続けている。 ちなみにバタネンは人間が保護の対象となる以前に人間を食べたことが幾度かあるようだ。 トミィ藤岡 (とみぃ ふじおか) 種族:人狼(ワーウルフ) 性別:オス 年齢:17歳 職業:バウンティーハンター 所属:「ポリスカンパニー(PC)」のち、「グレイカンパニー(GC)」 獣の耳と尻尾と毛皮を持つ。バタネンより顔立ちにも毛皮にも獣っぽさが色濃く出ているが、幼い顔立ちのせいか狼というより犬のようである。 直接的な戦闘能力に関しては目立った特徴が無くバタネンやフォンヌといったエース格には見劣りするが、警視庁や大手民間警察会社のコンピュータに侵入したり、古書でかじった知識や歴史をスラスラ説明したりと、非常に博識かつ情報収集能力に優れている。また跳躍力は3m程度、再生力は日本刀で腹を割かれても全治1週間と、バタネン同様ワーウルフとしての身体的特徴は備えている。成績的には「GC」での業績グラフからヌプーや近藤とほぼ同格であることが伺われる。 バタネン同様ペンシルバニア出身で、バウンティーハンターとしての相棒でもある。性格も容姿同様狼というより犬そのもので、特に女性から強硬な態度に出られたり命令されたりすると本能的に従ってしまう。とは言え主張すべきことはしっかりと主張するだけの気概は持っており、下僕と言うより自ら喜んで従いたい相手に従うという忠犬気質である。また周囲の人間の性格をよく把握しており、主要な登場人物の中では一番他者への気遣いが出来る人物でもある。他人に水泳を教える時だけスパルタになる。 警視庁四大精霊使いの一人、水のポーに惚れ込み、最初は嫌悪すらされていたが必死にアプローチを続けデートを楽しむ仲になる。いつの頃からか正式に恋人となり、ケンカやすれ違いをしながらも時間をかけてゆっくりと愛を育んでゆく。ヌプーは先輩のバタネンを立ててこっそり付き合っていると言うが、幾度もデートを重ねていたことは誰もが知るところであり、より仲が深まってからは職場でも周りがあてられるほど堂々とイチャイチャしていた。ポーの妊娠疑惑をきっかけに正式にプロポーズし、結果的に妊娠は勘違いだったためすぐに結婚には至らなかったが、夏姫とバタネンの結婚からしばらく後の聖歴25年冬に本当にポーが妊娠したことで夫婦となった。夫婦で「GC」のバウンティーハンターを続けているが、聖暦27年までのわずかな期間に19人もの子供を作り育児休暇中。 ストリップショーを見て鼻血を流して動揺したり、ポーを白昼公園で堂々と押し倒したり、また別の機会に発情期で我を失いポーと結ばれた後謝ってしまったりと、性的に奥手だったり積極的だったり相手や時節によってまちまちである。また初登場時や序盤ではまだ主要キャラクターとして固まっていなかったのか、夏姫への情欲をたぎらせたバタネンに尻を掘られたような描写があったり、バタネンとともに泥酔して同郷の女性を部屋に連れ込んだり、過激な出来事がサラッと描かれている。